BROOKSと言えば革サドル。
それくらい革サドルのイメージが強いBROOKSですが、実は“CAMBIUM/カンビウム”という非皮革モデルがあるのをご存じでしょうか?
素材は天然ゴムを使用しているので乗り心地が柔らかく、さらに防水加工が施されているので、街乗りからツーリングまで何でもこなしてくれる優秀なモデル。
「BROOKSのデザインは好きだけど革サドルはちょっと上品すぎるなあ」という方にぜひオススメしたいサドルです。
丸1年、CAMBIUM ALL WEATHER C17 CARVEDに座って走りまくったのでレビューしていきたいと思います!
目次
CAMBIUM ALL WEATHERの各モデルについて
まず最初に、たくさんモデルがあってややこしいので整理しておきます。
幅が狭いC15、スタンダードなC17、幅広のC19、そしてそれぞれの型に穴が開いているCARVEDが用意され、合計6つのモデルがラインナップされています。
価格は全モデル¥14,080(税込)。
- C15 ・・・ 前傾姿勢を意識したナロー幅のサドル。スピードを出したい人におすすめ
- C15 CARVED ・・・ C15の穴あきモデル
- C17 ・・・ 街乗りからツーリングまで使用できるスタンダードモデル
- C17 CARVED ・・・ C17の穴あきモデル
- C19 ・・・ 通勤やシティライドにぴったりの幅広モデル
- C19 CARVED ・・・ C19の穴あきモデル
左がノーマルのC17で右がC17の穴あき(CARVED)モデルです。
穴開きモデルの利点は、サドルが絶妙にしなるので座り心地がいいところ。デメリットはお尻の筋力・パワー伝達性が損なわれる点です。
これだけ多くの選択肢があるので、きっとあなたにぴったりのサドルが見つかるはず。
ちなみに私はツーリングが大好きなので、乗り心地を重視してC17 CARVEDを選びました。
▼ CAMBIUM ALL WEATHERのかっこいい動画も貼っておきますね。
CAMBIUM ALL WEATHER C17 CARVEDの特徴について
ここからは私が1年間使い倒した、CAMBIUM ALL WEATHER C17 CARVEDの特徴についてご説明します。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
- 見た目がかっこいい
- 穴が開いてるので座り心地がいい
- 防水性あり
- レールにいろいろ付けられる
- 重量はおもい
① 見た目がかっこいい
このサドルを選んだ一番の理由は見た目がかっこいいから。というかもうそれだけです。笑
BROOKSのサドル特有のシルエット、金属パーツの配置が大好き。
後ろからはBROOKSの文字が見えて可愛いです。
こういう細やかなデザインへの気配りがいいですね。所有欲を高めてくれます。
この絶妙なシルエットが堪りません。
BROOKSのサドルは細身のクロモリフレームによく似合うイメージ。
C17の文字発見。
② 穴が開いてるので座り心地がいい
真ん中に開いている穴が絶妙にしなってくれるので、座り心地はいいですね。
サドルの素材が天然ゴムなので、地面からの衝撃もめちゃくちゃ吸収してくれます。
それと、この穴のおかげで前立腺への圧迫もかなり軽減されます。
100kmくらいのロングライドになると前立腺が痛くなってきませんか?
僕はめっちゃ痛くなってたんですが、このサドルを使うようになってからはかなりマシになりました。
③ 防水性あり
ALL WEATHERっていう名前の通り、もちろん雨には強いですよ。
どれだけ濡らしてもなんの問題もありません。
サドルの生地はザラザラしていて明らかに耐久性が有りそうな感じ。1年間ガシガシ使用しましたが全くへたってないですね。
④ レールにいろいろ付けられる
サドル後方にレールが付いています。
こんな感じで、ひも状のアクセサリーは簡単に取り付けることができます。
ちょっと見辛いですが、もちろんサドルバッグもOKです。
⑤ 重量はおもい
はっきり言ってけっこう重たいです。446gあります。
だいたいのサドルは200g台だと思うので、文句なしで重いですね。笑
まあ僕は軽さとかスピードを全く求めないタイプなので、全然気になりません。
やっぱりこのサドルは、ツアラーやシティライダー向けの様な気がしますね!
一生コイツと走っていきます
デザイン・座り心地・機能性、全て気に入ってます。
1年間このサドルで走り倒してきましたが、まだまだコイツと走っていこうと思います。
BROOKSのサドルの中では価格が安い方なのも嬉しいポイントですね!