まいど!チャリ猿です。
その月に読んだ本の中で、いちばん心に響いたものを紹介する【今月の推し本】。
需要0だとは思いますが、自分でいつでも見返せるよう記事にまとめています。笑
毎月更新する予定だったんですが、めちゃくちゃサボってたので、3〜5月に読んだ本の中からベスト3ご紹介します!
目次
【1位】複利で伸びる1つの習慣
4年くらい前に読んで感銘を受けた本です。「最近たるんでるな〜」という自覚があったので、ひさびさに読み返してみました。めちゃくちゃいい本です。個人的には、習慣形成系の本の中でナンバーワン。
やっぱり淡々と努力し続けるしかないんだなと、改めて思い知らされましたね。まあそんなことは言われなくても分かってるんですけど!それが出来ないから、たまにこういう本を読まないといけない。
毎日小さな努力をコツコツ積み上げよう。頑張ろう。
『いい習慣を続ければ、どんなことも可能になる』、めっちゃいい言葉やね
“めっちゃ”心に響いたことば8選
この本の中で、とくに心に響いたことば8選です。(本文より引用)
「長い目でみれば、生活の質は習慣の質によることが多い。同じ習慣を続ければ同じ結果に終わる。でも良い習慣を続ければ、どんなことも可能になる」
「何をやっても無駄に思えるとき、わたしは石工がハンマーで岩を叩き割るのを見にいく。おそらく100回叩いても、岩にはひびひとつ見られない。ところが101回目に叩いたとき、岩は二つに割れる。岩を割ったのは最後の1打ちではないーーそれまでのすべての殴打である」
「次のように自問してみよう。『この行動は、なりたいタイプの人になるのに役立つかな?この習慣は、望んでいるアイデンティティーへの賛成票になる?それとも反対票?』。望んでいるアイデンティティーを強固にする習慣は、たいてい良い習慣だ。望んでいるアイデンティティーと相容れない習慣は、たいてい悪い習慣である」
「プロはスケジュールを守る。アマチュアは生活に邪魔されてしまう」
「いつまでも成果を得つづける秘訣は、改善するのをやめないことだ。やめないだけで、驚くほどのものを築くことができる。仕事を辞めなければ、驚くほどのビジネスを築ける。トレーニングをやめなければ、驚くほどの身体になれる。学習をやめなければ、驚くほどの知識が身につく」
「成功するにはどこかで即時報酬を無視し、遅延報酬を選ぶ必要がある」
「ほとんどの人が、他人が作ってくれた世界に生きている。でも、あなたは生活や仕事の場所を作りかえて、ポジティブなきっかけに触れる機会を増やし、ネガティブなきっかけに触れる機会を減らすことができる。環境作りによって、主導権を取りもどし、自分の人生を設計することができる。世界を消費するだけなく、自分の世界の設計者になろう」
「これは、哲学者セネカの有名な言葉にある知恵だ。『貧しさは持たないことではなく、もっと欲しがることである』。もし結果より願望が大きければ、あなたはいつも不満である」
8選にはノミネートしませんでしたが、それ以外で心に響いたことば一覧はこちら。(タップしてね)
「結果は設定した目標とはほとんど関係なく、取り入れた仕組み左右されると気づくようになった」
「どんな目標にも次のような暗黙の了解があるーー『目標に達したら、幸福になれる』。目標第一主義の問題は、目標の次の節目まで幸福を先延ばしにし続けることだ。わたしも、数えきれないほどこの罠にハマってきた。何年ものあいだ、幸福はつねに未来のものだった」
「仕組み第一主義なら、それに対処できる。結果よりプロセスを心から大切に思うとき、幸福になるのに待つ必要などない。仕組みが進んでいれば、いつでも満足できる。そして仕組みは、はじめに思い描いたものだけでなく、さまざまな形で成功を収めることができる」
「多くの人は、何を達成したいかを意識して習慣を変えようとする。これは結果ベースの習慣になりやすい。別の方法は、アイデンティティーベースの習慣を身につけることだ。この方法では、どのような人になりたいかに意識を向けて変化に着手する」
「本当の行動変化は、アイデンティティーの変化である。やる気があれば習慣を始められるかもしれないが、習慣を続けられるのは、自分のアイデンティティーの一部になったときだけである」
「誰でも一、二回はジムへいたっり、健康的な食事をしようと自分に言い聞かせたりすることはできるが、その行動の背景にある信念が変わらなければ、長期的な変化を続けるのは難しい。自分の人となりの一部になるまでは、その改善は一時的なものにすぎない」
「目標は本を読むことでなく、読書家になることである」
「正しいことをするのは簡単だ。つまり、高津がアイデンティティーと完全に一致すれば、もう行動変化を追い求めなくていい。これが自分だと信じているタイプの人らしく、行動するだけだ」
「最高のバージョンの自分になるためには、つねに信念を修正し、アイデンティティーの工場と拡大に努めなければならない」
「わたしは作家として始めたのではない。習慣によって作家になったのである」
「それぞれの行動は、なりたいタイプの人へ一票を投じるようなものだ。ひとつの実例では信念は変わらないが、票が集まれば、新しいアイデンティティーへの証拠も集まる。だから、有意義な変化には劇的な変化など必要ない。小さな習慣が新しいアイデンティティーの証拠となって、有意義な違いをもたらすことができる」
「もちろん、これは逆の方向にも働く。悪い習慣を選ぶたびに、そういうアイデンティティーに一票を投じることになる。ただありがたいことに、あなたは完璧でなくてもいい。どんな選挙でも、両方のサイドに票が入るものだ、選挙に勝つには、満場一致ではなく過半数の氷河必要なだけだ。よくない行動や無意味な習慣に数票容れてしまってもかまわない」
「わたしたちが他の感覚よりも視覚に頼っていることを考えれば、目にめるきっかけが行動を最も強く促すのは当然だろう。だからこそ、目に見えるものを少し変えると、行うことが大きく変わるようになる。つまり、生産的なきっかけが多く、非生産的なきっかけの少ない環境で仕事や生活をすることが、どれほど大切か分かってもらえるだろう」
「いい習慣を見つけるのにもっとも効果的な方法は、望ましい行動がふつうの行動である文化に加わることだ。まわりの人が毎日行っているのをみれば、新しい習慣も達成できそうに思える」
「習慣形成では、時の流れという魔法は通じない。21日でも、30日でも、300日でも関係ない。大切なのは、行動する割合である。30日に2回する場合もあれば、200回する場合もある。その頻度が違いをもたらす」
「一回の失敗はアクシデントだ。二回の失敗は、新しい習慣の始まりになる」
「これは、勝者と廃車の性格の違いを表すものだ。誰でも成果が出なかったり、トレーニングできなかったり、仕事がうまくいかない日があったりする。でも成功する人は、失敗してもすぐに立ち直る。習慣が途切れても、早く再開できたら問題ない」
「遺伝的に成功しやすい分野は、習慣が満足できるものになりやすい分野だ。あなたが楽しめて、生まれつきの才能と合う分野に努力を注ぎ、野望と能力とを一致させることがカギである」
「プロは、たとえ気分が良くなくても行動する。楽しくはないかもしれないが、繰り返す方法を知っている。わたしも、やりたくないトレーニングがたくさんあったが、やって後悔したことはない。書きたくない記事がたくさんあったが、スケジュールどおりに投稿して後悔したことはない。リラックスしたい日がたくさんあったが、自分にとって大切なことに取り組む努力をして後悔したことはない。優れた人になる唯一の方法は、同じことの繰りかえしに、いつまでも魅了されることだ。退屈に恋をしなければならない」
「幸福とは要するに、願望がない状態である。きっかけを見ても、自分の状態を変えたいと思わないなら、今の状態に満足しているということだ。幸福とは喜び(楽しみや満足)の達成ではなく、願望がないことである。それは、ちがうふうに感じたいという衝動がまったくないときに訪れる。幸福とは、自分の状況をもう変えたくない時に感じる状態のことだ」
「でも、幸福はいつしか消え去る。新しい願望が常に現れるからだ。キャド・パドリスが言うように『幸福とは、ひとつの願望が満たされたときから、新しい願望が生まれるまでの期間である』」
「大きな理由があれば、どんなことも乗り越えられる。ドイツの哲学者で詩人のフリードリッヒ・ニーチェは、有名な言葉を記している。『生きる理由がある者は、どんな生き方にも耐えられる』。この言葉には、人間の行動についての重要な真実が含まれている。あなたの動機や願望(つまり、なぜ行動するのかという理由)が大きければ、難しいときでも行動するだろう。大きな欲求は大きな行動を促すーーたとえ抵抗が強くても」
「好奇心を持つことは、利口であるよりもいい」
「やる気と好奇心を持つことは、利口であるよりもいい。行動につながるからだ。利口であることは行動を促さ位ので、それ自体では結果をもたらさない。行動を促すものは願望であって知性ではない。起業家のナバル・ラビカントはこう語っている。『何かをする秘訣は、まず願望を育てることだ』」
「苦しみは進歩をもたらす。あらゆる苦しみの源は、状態を変えたいという願望だ。これは、あらゆる進歩の源でもある。状態を変えたいという願望は、行動する力となる」
「欲求があれば、不満だが衝き動かされる。欲求がなければ、満足するが、野心もない」
【2位】苦しかった時の話をしようか
USJの業績をV字回復させた”森岡 毅”さんが、これから就職活動をはじめる娘さん宛てに書いた【キャリア指南書】です。
「フワフワと受動的に生きているだけでは10年後に後悔するよ」
「明確な意志を持って、自分の情熱を傾けられる仕事を選ぼう(探そう)」
「そしてそれは早ければ早い方がいい」
「強みを活かせること・好きなことで努力し続けよう」
「安全な道を選び続ける人は、決して強くはなれないよ」
と、こんな感じのメッセージが書かれています(実際はもっと多岐に渡る)。娘さんあてに書かれた本ですが、現役サラリーマンにこそ響く内容だと思います。今後のキャリアを考え直す、いいキッカケになってくれるのではないでしょうか。
『欲の強さは正義である』って断言してるトコがかっこいい
“めっちゃ”心に響いたことば6選
この本の中で、とくに心に響いたことば6選です。(本文より引用)
「我々は”クラゲ”のような人生を送っていないか?世の中のうねりは、受動的に生きている大多数の人々をすぐに飲み込んでしまう。自分をちゃんともっていないと、誰もがすぐに世の中に影響されて流されてしまうのだ。自分では都度の課題に対処しながら一生懸命に動いているつもりでも、その人の真実はフワフワしながら潮に流れているだけだ。明確な意志を持っていないので、潮の流れの中で自由に泳ぐことができない。10年、15年経って、かつての知人が塩の中で俊敏に動ける魚になっているのを目の当たりにしたとしたら、己のクラゲ人生に満足できるだろうか」
「成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない」
「どの業界でもある程度のプロになれば、それまで培ってきたスキルと実績を土台にして、”職能のステップアップ”が可能になるということだ。たとえば、カレー屋の大将は、そのノウハウ自体を売るビジネスモデルにステップアップできる。フランチャイズ・カレーチェーンのオーナー社長という仕事に就くこともできる。そうなれば、カレー屋の対象とは全く違った構造になるので、年収の期待値は異次元に変化する」
「すべては、自分が成功する確率を高めるために、年収の期待値がわかった上で、敢えて情熱を傾けられる好きな道に進むことだ。そこでの成功を足掛かりにして、職能や業界の構造を飛び越えてステップアップする。成功を積み重なれば、キャリアのステップアップがどんどん可能になり、お金は後からついてくる」
「『欲』の強さは正義である。欲を求める力、すなわち欲求の強さはこの世界を生き抜くためのその人のエネルギーの強さに等しい。なぜならば、この資本主義社会を動かしている本質が人間の『欲』だからだ」
「おぼろげながらでも早めに目的を設定し、その方向へキャリアの専門性を集積する”貯金”を開始した方が得なことは多い。それが一貫性だ」
それ以外の、心に響いたことば。(タップしてね)
「昨日と今日で全く差がない毎日を100年続けたって、問題は何も解決しないよね?どうしたらいいと思う?」
「実は”選べた”のに、今からでも”選べる”のに、多くの人はそれでも選択しない。なぜならば、神様が”選択のサイコロ”だけは自分の手に委ねてくれているのに、それに気がついていないからだ。頭の中にない選択肢は選べない。しかし、もしも好きなことを選べたならば、ワクワク、どきどき、しびれるような達成感や、叫びたい興奮に包まれることが、何度も何度もある!その興奮と感動が『やりがい』であり、人はそれを味わうために生まれてきたのではないか?と私は思っている。最も充実した時期の何十年もの人生を捧げるキャリアなのだから、どうせ働くならば『やりがい』のある道を選びたくはないか?」
「そう思う人はその道を選ぶべきだ!まだ選んでないのなら、選びなおすことを選べばいい!」
「最初から最後まで変わらない1本の価値観と軸のベクトルの上で、揺るがないキャリアを生きている人は、ほとんどいないと思う。経験とともに、ライフステージと共に、最も大切なものが変わることがある。だから未来に『軸』が変わることは全く恐れなくていい」
「『私はどこに勤めている』と言える人にはなれても、『私は何ができます』と言える人になっているだろうか?」
「生涯年収などの経済的成功の度合いに最も相関するのが地力の格差だ。それはすべての生物の中で人間を人間たらしめている最大の特徴が地力だからであろう」
「君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかないのである。この事実を直視することは、君にとってのキャリアの勝ち筋を見つけるための大切なスタートラインになるだろう。君がこれから積み重ねる努力のフォーカスは、この3つしかないというのが、君に伝えられるパースペクティブの1つだ」
「資本主義とは、無知であることと、愚かであることに、罰金を科す社会のことである」
「心地良くなってきたときこそ、環境を大きく変える挑戦がキャリアの向上に極めて有効だとつくづく思う」
「年収の期待値の上下を知った上で、それでも自分にとって情熱を持てる好きな仕事を選ぶべき」
「できるだけ欲を持たないようにしている人は、欲を満たせない苦しみや、実現できない自分に落胆して傷つくことから逃げているだけかもしれない」
「具体的な”こと”から発想するのではなく、”どんな状態”であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想”状態”から発想することである」
「人と違う結果を出したいなら、人と違うことをやるか、人と同じことを違うようにやるか、そのどちらかしかないのだ」
「無力なサラリーマンである以上は『後ろ向きな仕事』は避けられないという結論だ」
「無力ではない、つまり有力なサラリーマンとは?それは会社にとって数多くいる消耗品のような『人材』ではなく、辞められたら本当に困る『人材』として組織に認識されること。それでようやく、ある程度の対等さで会社と交渉できるようになる」
「自分にとって安全でストレスの少ない道を選び続ける人は、運がよければ幸せにはなれるだろうが、それでは決して強くはなれない。comfortzoneを出ない限りその力が覚醒しないからだ。100の自分に対して常に120や130の負荷をかける挑戦を、君にも意識していてほしいと願う。私もまだ知らない外の世界へパースペクティブを拡げる旅をどんどん加速させるつもりだ!きっとその世界は、まだ知らない面白いことで満ちているはずだ!」
【3位】集中力はいらない
まったく集中力のない自分が救われそうなタイトルだったので、読んでみました。笑
内容は基本的にタイトル通りで、「集中が正義ではない」と説いています。とくに、著者のようなクリエイティブな仕事をする人にとっては、机の前で腕組みをしていても良いアイデアは生まれてこないと。そんな話です。
後半では、「現代人はスマホやテレビに踊らされすぎ」という話に移ります。要はなにも考えていない、ただ流れてくる情報に”反応”しているだけの人間が多すぎると。う〜ん確かに。これは自分もめっちゃ当てはまる。
その考えない人間集団の中で、自分が「考える人」になれば必ず抜きん出た存在になり、ゆくゆくは自由な人生を歩めるだろう、とのことでした。はい、バカなりにがんばって考えまくります。
個人的には、後半らへんが面白かったな
“めっちゃ”心に響いたことば8選
「日常生活では、人間はほとんど考えないのです。頭を使うことはとてもエネルギィが必要で、楽ではない。できるだけ楽をしたいのが、生き物の本能です」
つまり、社会においても考える人が格段に有利になります。仕事であれば成功するし、周囲からも認められるでしょうから、社会的にも良い立場にたてます。それよりもなにより、自分の好きなことがしやすくなります。自由になれる。といっても良いかもしれません」
「反応しているだけは、どうしても同じになりやすい。家畜のような思考ともいえます。マスコミの報道に左右され、好きなタレントの発言に左右される。近所の人が言ったことを気にしてしまう。身近な人の発言で頭がいっぱいになる。それらは、結局は、自分の考えを持っていない、考えていない状態だといえます」
「やる気の問題しにない。やる気なんかどうだって良いから、今日、これだけやろう、ということです。やり始めれば、案外楽しくなるものです。そして、それを続けているうちに、自分がなした仕事量に感動する日が来ます。これも醍醐味です。誰かに認めてもらわなくても、自分が自分を認められるようになります」
「やはり、できるだけ自分の将来を想像して、自分がどうなりたいのかというビジョンを持つことが、結局はやる気につながるのではないでしょうか。ビジョンは、願望であったとしても、頭で考えたものですから、感情でないと思います」
「考えてみてほしい。電車に大勢が詰め込まれ、仕事のために移動している。誰もがスマホを見て、情報を得た気分になり、それぞれのリンクを確かめるためにクリックする。言われたことを処理するためにデスクに座り、モニタに移るデータをコピィ・ペーストし、転送し、決まったフォーマットで返す。休日には、休日に相応しい決まった儀式が待っている。自由に好きなことをしているようで、マスコミの扇動に流され、指定の場所に大勢が集合する。予告された通りのものがそこにあって、それを写真に撮る。何をしたのかといえば、ただ『確認』しただけだ。確認したことを周囲に報告する。『いいね』がもらえれば、それで1日は気分がいい」
「周囲を気にする時間、周囲とのつながりを確認する時間は、今の半分にして、その分を『考える』そして『作る』ために使うことである」
「日本語のオノマトペには、言葉を繰り返すものが多い。分sなんの様は、『ばらばら』「ちりぢり』であり、これらを『こつこつ』『ちまちま』と続けて、『じわじわ』『だんだん』と進めていくのがよろしいと思う」
それ以外の、心に響いたことば。(タップしてね)
このとき、やるべき作業における効率は下がっているが、実際には、同時にしているその別の作業でせいかが挙がっているかもしれない(美味しかった、気持ちよかった、面白かったなど)。だから、そういった成果をひっくるめて評価をすれば、それほど損をしている訳ではない、と僕は考える」
「要素は二つある。一つは、そのことにまず集中している期間が事前にあったこと。もうそればかりを考えてしまう時間を過ごすことである。もう一つは、外的な要因で、一時的にそれから気を逸らさなければならない事態になることだ」
「明らかな事実は、金を出すにはあなたであって、相手かがあなたに差し出すのは、(相手にとって)その金額よりも低い価値ものである、という事実である。それが、あらゆる商売、あらゆる仕事の基本だ。その道理をあなたが持ってさえいれば。忘れずに思い出してくれさえすれば、大きく騙されることはない」
「今の時代、求められる商品を出せば、缶ラズある程度は売れます。さほど宣伝しなくても、情報が速く広く伝わる社会が実現しているからです」
「執筆の時は、iPodとイヤフォンで決まった曲を聴きます。LPが10枚くらい入っているのですが、いつもそれです。順番も同じですから、なんというのか、耳栓と大して変わりがありません。まるで、条件反射のパブロフの犬みたいなものですね。習慣にしてしまったわけです。そして、十分間は、それ以外のことは考えませんから、たぶん集中できていると思います」
「時間的にはいつとも決めていません。朝から書くこともあるし、夜書くこともあります。執筆の十分間が、バラバラに、あちらこちらの時間帯に飛び飛びにあるわけで、1日の全体に散らばっている時もあれば、出かけたりして、明るいうちに書けなかったときは、夜に、同じくばらばらに時間をとって書きます」
「いずれにしても、毎日書きます。コンピュータのカレンダに、毎日何文字書くと記入して予定を決め、その通りに書きます。大体前倒しになりますが、決めた予定よりも遅れたことは一度もありません。親が死んで葬式の喪主をしなければならないとか、そんな事態に突然陥っても、予定を厳守しました。逆にいうと、それくらい緩い予定を組む訳です。よほどのことがあっても、果たせるノルマを決めるということです」
「勉強も仕事も、遊びみたいに楽しいわけがない。気潤氏のが当たり前でしょう。人間は、苦しいことでも、将来の利益のために行動ができる、ということをもう一度認識した方がいいと思います」
「実は、単に反応しているだけ、周りに合わせているだけで、自分の頭では考えていないのです」
「現代の社会では、個性が埋没している。『人間』そのものが個人の中で割合として低下している。個人の中で、考えない時間が長くなっている分、『人間割合』が減少している。すなわち、1人が0,5人分になっているようなものだ」
「一方、『頑張らない』という生き方は、一所懸命のふりをするのに比べて気楽である。この場合、人からどう思われても良い、という価値観がまず育つ。人には自分を低く見せている方が有利だ、バカに見せておけば変に期待されずにいられる、という具合になる。また、逆に『いつも余裕があるように』装うかもしれない。まず、頑張らないからストレスがないし、結果がそうであれ、あまり気にならない。なぜなら、持てる力を出し切っていないのだから、『まあ、やっぱり失敗しちゃったな』という程度のことなのだ。そして、自分はまだ本気を出していない、という自信みたいなものを密かに保つことができる。おっとりしているようで、静かなプライドのようなものが形成され、さらに余裕のある人格を築くだろう」
「本書は、結局が、あまりかっかせずに、ゆったりといきましょう、というメッセージと言えるだろう。そうすることで、大勢に幸があるのでは、と期待している」
3~5月に読んだ本たち
エロ本じゃないよ
これもめっちゃ良かった
ぶっちゃけ一番よかったのはコレです
読書するなら、絶対「Kindle」
ぼくは、本はすべて「Kindle」という電子書籍サービスで読んでいます。
なぜなら、
- 紙の本より安くて
- マーカーが簡単に引けて
(見返すのがメッチャ楽) - スマホでいつでもどこでも読める
からです。
電子書籍を体験すると、2度と紙の本には戻れなくなります。
それくらい便利で快適。
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ということで今回はここまで!
読んでいただきありがとうございました!!
ほなさいなら。
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この3ヶ月、あんまり本読まれへんかったな